松を食べる女性のはなし
私が「松」に強烈に惹かれるようになったのは、現代ロシアの名著『アナスタシア』を読んだのがきっかけです。アナスタシアは世界20カ国2,500万部を超える大ベストセラー書籍です。
物語は、ロシアの青年実業家ウラジミールが、シベリアの森で出会ったアナスタシアとの体験を綴ったもので、自然界の叡智や人間の可能性、人智を超えた存在が事細かに書かれています。当時、私はタスマニア海クルーズの乗船日に手に取ったのですが、あまりの衝撃に夜中四時まで読み込んだことを覚えています。
ちなみに邦題は「アナスタシア」ですが、原題(英語)は「The Ringing Cedars of Russia – 鳴り響くシベリア杉」です。シベリア杉と訳されているので「杉」だと誤解しがちですが、植生学的には松を指しています。その本を読んで以来、松に強烈に惹かれるようになったのですが、運命に導かれるように松を食べる女性に遭遇しました。

未知との遭遇
2025年出逢った人物でもっとも変わり者なのはこの女性でした。野草を食し続けて20年。あらゆる野の草に精通されており、どの草について尋ねても植生から薬効まで教えてくれるのです。その辺に生えている草から食材や化粧品を調達してくるため、一部では「錬金術師」とまで噂されています。
ことさら「松」を語らせたら右に出るものはいません。日本で初めて野草の認定講座を開講し、会員50,000名を超える「松を食べる会」も運営されています。松の可能性について学ぶのであれば、この人意外に適任は存在しないのではないかと思います。そこで今回頼み込み、松のことを学べる会を企画しました。

松を味わい尽くす会
今回、この女性のスケジュールを抑えることができましたので、「松を味わい尽くす会」を企画しました。午前には「松の知られざる可能性」について座学の講義を受け、午後には松の恩恵を《口や肌から摂取する方法》について学びます。
さらに昼食には、彼女の付き人が、野草を使ったランチを用意してくれるとのことです。何が出てくるのかは解りませんが、「今世未だ食べたことがないものが出てくること」だけはお約束します。
※彼女たちが食べているものは、セリとかワラビとか、そういう著名な野草ではありません
松茸の名産地、岩手県から彼女が太鼓判を押す《特注の松》をお持ちいただけるようです。松のエキスをお持ち帰りいただくにふさわしい瓶も揃えておきましたので、たっぷりと採取しましょう。

稽古の詳細
日程|2026年2月7日(土)10:30 – 16:00
会場|VISON自然農園
定員|5席 / 杜火会員が10名ほど参加します
内容|講習と創作会、野草ランチ、松の飲料と化粧水
価格|6,500円(税込)
備考|無料駐車場あり、お子様大歓迎
もしも、ゆっくりお過ごしいただけるなら
お泊まりいただく用意もしておきます。今回の会場のVISON自然農園には、ご宿泊いただけるお宿(3,500円〜)もあれば、特別な湯治施設もございます。美味しいお酒を用意しておきますので、よろしければ星を見ながら一緒に乾杯しましょう。
